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有機合成化学研究室<構造化学>

研究室の紹介

塩月研2019年度メンバー
2019年度研究室メンバー

研究室概要

<分子デザインを鍵としたエネルギー材料・機能材料の開発を目指します>
私たちの生活を豊かにする材料は小さな分子の集合体であり、すなわち材料の機能や性能は材料を構成する分子の性質・機能、ならびにそれら分子の集積構造に依存しています。私たちの研究室では、機能材料の設計を材料構成要素である分子そのものから行い、同時にその高次構造を制御することで新しい機能材料・エネルギー材料の開発を進めています。特に材料構成要素となる分子単位としては有機化合物ならびに有機金属化合物をターゲットとしており、その機能性を最大限に発揮させることを目的として材料の精密高次構造化技術について研究を行っています。具体的には次のテーマを中心とした研究を行っています。

  • 温室効果ガスの効率的分離を実現する気体分離膜の開発
  • 水素ガスの効率的生成および凝集法の開発
  • 分子集合をトリガーとする発光材料の創成
  • 重金属フリーで環境にやさし高分子精密合成法の開発
  • ヘテロ原子含有特異分子の新規合成

社会的背景

<産学共同研究を通じて研究成果を実社会に>
研究の基礎部分については大学の研究室内で行う実験を中心に進め、一方の応用面に関しては特に大学外の共同研究先と連携して行います。関連企業などと共同研究を進めることにより、社会に貢献できる材料開発の最先端を効率的に社会に還元できます。また研究成果の社会への発信については、専門家の集まる学術会議だけでなくワークショップや一般展示等により広く取り組んでいきます。

研究室の横顔

<基礎から応用まで広く学べる研究環境で、自身で考え前進する力を育みます>
エネルギー材料・機能材料の研究には、その基礎となる材料化学、高分子化学、有機化学、有機金属化学の知識・技術の修得だけでなく、それらをいかにつなぎ合わせ展開するのかという応用力も求められます。当研究室では、基礎から応用まで広く携わることのできる研究環境を最大限に活用し、日々の研究を通じて、基礎知識だけでなくそれらを応用する具体的な手法や考え方、すなわち実社会に求められる仕事の推進力を身に付けてもらうことを教育の主目的としています。

主な年間行事

4月 研究方針発表、懇親会
5月 第1回中間発表会、懇親会
8月 第2回中間発表会、懇親会
10月 第3回中間発表会、懇親会
2月 卒業研究発表会、懇親会
3月 卒業論文提出

メンバー紹介

教授

准教授 塩月 雅士

大学院生

修士2年 岡田 侑樹 修士2年 吉澤 貴史
修士1年 増田 七海

学部生

4年生 前田 千晶 4年生 大林 賢世
4年生 諏訪 健太 4年生 中村 康佑
4年生 増岡 哲也 4年生 松浦 朋哉
4年生 松本 渉 4年生 三好 晟
4年生 村松 宥飛
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