研究室の紹介
研究室の概要
構造・機能材料が使用される環境は近年ますます厳しくなっており、既存の材料に対して更なる高機能化や信頼性の確保が要求されています。また、これまでにない新しい機能を持った材料の作製も盛んに行われており、エネルギー・環境関連の分野で応用が進められています。
こうした要求に応えるため、厳しい環境下(高温、高圧、腐食性環境など)において機能を発揮する材料としてセラミックスやそれらと金属の複合材料の研究を行っています。材料の作製プロセスの検討により、物質・材料の構造を結晶構造レベルからマクロな形態まで制御し、さらなる特性の向上や新規機能の付与を進めています。また、電気伝導性や磁性、特異な化学的性質などの新しい機能を発現させるため、これまでにない化学組成や結晶構造を持つ物質の合成にも取り組んでいます。上記のような研究を通して、エネルギー・環境問題の解決の一端を担うことが本研究室の役割の一つです。
研究室の横顔
本研究室は2014年に開設された新しい研究室です。今後の研究室の方向性としては、これまで広く研究されてきた酸化物セラミックスのみならず、炭素や窒素などを構成成分に含む非酸化物セラミックスに関する研究開発に力を入れていきます。これら非酸化物セラミックスは強固な化学結合に起因して作製が困難なことも多いですが、化学や物性物理学、工学の力を結集し、新しい材料・プロセス、そして実際に材料を応用するためのデバイスやシステムを創出していきます。
研究室独自Webサイト
研究室紹介ポスター(クリックするとPDFファイルで表示されます)
主な年間行事
5月 | 研究方針発表会 |
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9月 | 中間発表 |
12月 | 中間発表 |
2月 | 卒業論文発表 |
3月 | 卒業論文提出 |
メンバー紹介(2023年度)
教職員
准教授 小林 亮太
大学院生
博士課程1名、修士課程2名
学部生
7名